紺碧の森とやわらかな光

深い深い森の中は、紺色の美しい森でした。森の中央には、小さな小さなほこらがあって、その中からかすかな光が漏れてきています。小人のほこらでしょうか。

森の天井はすごくすごく高く、木々に覆われていますが、隙間から柔らかな光が差し込んで、ほこらをかすかに照らしています。とっても緩やかで穏やかな時が流れて

まるでずっとずっと前から平和な森が続いているようです。光に照らされた草むらは金色に輝き、紺色と森の中でひときわ美しい光景が広がっていきます。

遠い国のどこかで

きっと遠い異国のどこかの国の街に迷い込んだに違いない。家々の屋根は階段状になっていて、どこか滑稽な感じがします。家の玄関からは金色の光が漏れ、その光が路面に広がって、光の海のようです。

きらきらと、光の粒をまぶしたように美しく光って、夜の街なのにどこか温かさを感じます。この街は夜の方が素敵かもしれません。灯りの中に人々の生活の温かさがとけ込んでいます。

航海の途中に立ち寄った港町、そこにはこんな不思議な光景が広がっていました。

夜空の向こうをめざして

 空には、大きな大きなお月様が神々しく輝き、草原の中に建つ小さな家の上に覆いかぶさるように浮かんでいます。月の不思議な引力は見る物を強く引きつけます。

 大きな蒼い月と雪をかぶった小さな家、そして青く照らされた雪原はとっても幻想的で美しい。遠くからこうして眺めていると時間を忘れ見とれてしまう。

 いまにも月が空から降ってきそうな大きな大きな蒼い月、その引力で人々を魅了し続けます。

大海原を照らす光の塔

 広大な大海原は静かに波の音をたてていました。波頭が白く海全体が真っ白な草原のように光を放っています。

行き交う船はまだ見えてきません。その大海原を力強く照らす大きな大きな灯台が海の真ん中にそびえています。あまりの大きさにきっと人々はびっくりすることでしょう。

塔には大きな大きな窓が開いていて、そこから強烈な光が天空めがけて延びていきます。暗闇を案内する頼もしい光は、いつかこの海を渡ってくる船乗りたちを正しい道へと導いていく事でしょう。

異次元へ続く道

 神社の鳥居は、現世と神の領域を仕切る門の役目を持っています。だからその門をくぐるともしかしたら、違う世界へ続いていくのかもしれません。

 こんな色とりどりの鳥居は見た事がありません。そらはこんなにも晴れているのに、何やら不思議な空間が目の前に広がります。本当にここから先は、、、

一歩足を踏み入れると、もしかしたら、もう戻れない世界なのかもしれません。さあこの朱色の鳥居をくぐってその先に進む勇気があなたにはありますか、、、