忘れ去られたWriting Tool、万年筆。
古くさいと言われるかもしれない、、、でも今女性の間でも、20代、30代でも「万年筆」は使い続けられている。「書く」という行為は、芸術的な創作である。万年筆を使う、ただ書き綴る行為が、意味のある貴重な体験となる。 信じられないかもしれないが、自分の書いた文字が愛おしく感じるようになる、そんな不思議な道具だ。
さあ、自由で創造力を使って文字を綴ってみよう。
DELTA ドルチェビータ ミディアム バーメイルモデル
デルタの代表的な万年筆 ドルチェビータシリーズ。ドルチェビータの意味は「甘い生活」。イタリアの降り注ぐ太陽とリゾートを思わせるビビットで強烈なオレンジ色の胴軸は、田の万年筆メーカーにはない色合い。不思議と手に吸い付くようなレジンは使っていて、まさしく優雅で甘い生活を思い描かせてくれる。
DELTA ドルチェビータ ミディアム バーメイルモデル
長らく使ってみて思います。胴軸の太さが絶妙。細すぎず、太すぎず、この太さは握りやすく手にしっかりと収まります。このバーメイルモデルは第77回アカデミー賞の受賞者全員に贈られました。1982年創業の新しい万年筆メーカーですが、どの万年室も作りが非常にしっかりと繊細に作られておりいる点が高く評価できる。
DELTA 限定品 エボリューション 1K ブルー 万年筆
チャールズ・ダーウィン生誕200年記念の限定品「エボリューション」。ペン先にはアンモナイトが、そして首軸付近のリングにはダーウィンに進化論の着想を与えたとされる「ダーウィンフィンチ」が描かれています。深い青の胴軸にシルバーのリングが他にないデザイン。
DELTA 限定品 エボリューション 1K ブルー 万年筆
持って見ると、案外と大きいと感じると思います。その割に36gという軽さは、長時間書いていても疲れません。デルタならではの、しっとりと、手に吸い付くような感覚があるレジンは、さすが職人が1本1本調整し作っただけの事はあります。
DELTA 限定品 エボリューション 1K ブルー 万年筆
世界限定809本。深い青色の細かなマーブル柄のデザインはとても美しく、シルバーリングとの相性は抜群です。さすがイタリアデザインといったところ。18金のペン先は、デルタの他のペンと同じく、若干固めのペン先。ガリガリと仕事で書きまくっても大丈夫そうな質実剛健な作りをしています。
DELTA 限定品 ジャコモ・プッチーニ 万年筆
世界的音楽家として名高い、プッチーニの美しい旋律をデザイン。万年筆の至る所に、旋律、音楽をモチーフとしたデザインが鏤められています。ペン先には音が作り出す広がりと共鳴をイメージしたデザインが。まるで水の上に広がって行く波紋のように、音がハーモニーを持って広がって行きます。
DELTA 限定品 ジャコモ・プッチーニ 万年筆
彼の遺作となる中国を舞台にした「トゥーランドット」が有名。オペラの初心者にも親しみやすい旋律は世界中にイタリア・オペラを広めました。楽譜をここまで大胆にデザインした万年筆は他にないでしょう。深みがあるが明るい赤の胴軸は本当に美しく、見た目以上に軽く書きやすい事に驚きます。
DELTA 限定品 ジャコモ・プッチーニ 万年筆
1858年、プッチーニが生まれた年にあやかって、世界限定1858本。教会のオルガニストの家に生まれました。プッチーニオペラの特徴である激しく劇的な感情表現をこの赤で表現しているのかもしれません。天蓋には、純銀製のプッチーニの肖像がはめ込まれています
DELTA 限定品 ドンキホーテ グリーン 万年筆
デルタの万年筆のご紹介が続きます。「1605」年に発刊されたスペイン長編小説「ドンキホーテ」。
騎士道に取り憑かれた「ドンキホーテ」はロシナンテに乗り旅をするという物語。2005年に発売されたこの万年筆はドンキホーテが生み出されて400年を記念して作られました。
DELTA 限定品 ドンキホーテ グリーン 万年筆
この万年筆、胴軸が純銀製である事から、想像できるように、、、、かなり重いです。正直書くための万年筆、、というよりも見て楽しむ鑑賞用万年筆といったところ。ただ軸のデザインは精巧に作られていて、深いグリーンマーブルのレジンは本当に美しい。世界限定605本
DELTA 限定品 ドンキホーテ グリーン 万年筆
ロシナンテの表情もなんだか愛らしい。たしか重量は60gはあったかもしれません。。とても長時間の筆記には耐えられない重さとなっています^0^。ドンキホーテの限定品はレッドはネットでよく見かけますが、グリーンはほとんど見かけません。大切にしなければなりません。
Montegrappa ミヤ ターコイズブル− 万年筆
モンテグラッパ野万年筆を初めて購入したのがこん、ミヤシリーズでした。青山の書斎館という万年筆専門店で、試し書きをさせてもらったときの衝撃は忘れられません。キット持っている万年筆の中で一番フワフワとした驚くべき柔らかさを持った万年筆。
Montegrappa ミヤ ターコイズブル− 万年筆
また、胴軸のデザインとして、珍しい胴が真ん中にかけて丸みを帯びているデザイン。流線型で美しく、レジンもかなり特殊なレジンが使われているそうです。ですが、この丸みが、、実は長時間筆記には向かないのです。ちょっとした筆記にはオシャレで、優美なため、ライティングジュエリーと呼ばれるだけの事はあるかと思います。
Perikan スーベレーン 800シリーズ ブルー縞
ペリカンの代表的で定番の万年筆、スーベレーンシリーズ。ドイツ語で「優れもの」を意味するこの傑作シリーズ。多くの人に愛されている、万年筆の王道を行くシリーズです。デザイン、形もシンプルですが添えれ故に、長く使って行くのには最高な書き味と持ち味となっています。
Perikan スーベレーン 800シリーズ ブルー縞
青い縦縞は実は、少し透けています。従ってインクをなくなると、なくなった事がわかります。また透けて見えるため、光の変化で美しく見えます。高級樹脂と透明セルロイドを幾重にも重ねて作られる、特徴的なストライプ柄。1930年〜50年に作られた原型から進化して現代に至っています。万年筆として歴史も深い。
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