今回の旅はイギリスロンドンを経由して、フランスブルターニュへと向かいます。 ヒースロー空港は随分と近代的で綺麗な空港に生まれ変わっていました。国際線のターミナルから国内線のターミナルへバスで移動します。さすがイギリスのメイン空港、どえらく広い．とにかく広い。この乗り継ぎは初めてだったので、なかなかどきどき。でもまだ英語圏だから、なんとか標識とかは読めるが、、この先のフランス、とぅ＾ルーズはフランス語圏。さて肝を据えて旅へ出かけましょうか。これも旅の醍醐味というもの。

　旅の初めの食事は、、このイギリスらしい素朴なハンバーガーとポテト。でもこれが意外においしい。適度な塩味がきいていて海を越えて大陸を超えてきた長旅のつかれを癒してくれます。さて腹ごしらえをして、いよいよフランス、南西部へと向かいます。

　見てください。この近代的で甘美な曲線の空港。ヨーロッパ的なお洒落な空港です。日本もこのくらいスマートなデザインの空港だったらいいのに。そう思いつつ、しばしの乗り継ぎ便までの時間を過ごします。とそこにイギリスの小学生の団体でしょうか、きっと修学旅行？そんなものがあるのかわかりませんが、赤い帽子をかぶった元気な子供達の声が広い空港ロビーの中に響き渡ります。どこの国でも同じ、いたずらっ子が、列を外れて、遊び回っている光景はほのぼの、よい旅になりそうです。

日本を出発して、なんと乗り継ぎの時間を入れて、２２時間以上、本当に長旅でした。トゥルーズの空港に着いたのは、夜中２２時を回っていました。東京からパリは直行便があるため、おおよそ13時時間ですが、フランス国内の都市へ行くにはなかなか大変なのです。さて、今宵のホテルはどんなところでしょうか。

　Touloseの空港は、Blagnac空港といいます。なんだかちょっぴりかっこい名前な気がします。空港のサインが光って見えるのは、おしゃれですね。今はなんともう２３時を過ぎてしまいました。到着してすぐにハーツレンタカーで説明を受け、レンターカーのある駐車場まで、えっちらおっちらスーツケースを引いて行きます。親切なハーツの女性スタッフの方がナビを日本語モードにしてくれました。こうしたちょっとした事がありがたいです。

　旅にはハプニングがつきもの。空港に10時半過ぎ到着。レンターカーの手続きを終え、そして慣れないベンツAクラスを転がし。日本から予約した本日の宿はKyriad Toulouse Blagnac Aéroport　だった。だった？ブラニャック空港から５分、なんとフロントは23時半で終了。「鍵がかかって入れない！」ぐわっ、、、しばらくホテルの駐車場でボーゼン。車中泊も考えたが。急遽周辺のホテルに飛び込みで宿泊可能か聞いて回る事に。。幸いにもこのようなホテルが見つかり。本当に長い一日でした。

一夜明け、昨日のハプニングもなんのその、加えて今日は雨、、めげないめげない！！雨のフランス田舎街も風情があってよろしい。ベンツを運転するのは初だったが、なかなか小回りが利いていい感じ。さてこれから８日間。無事に旅に誘ってくれ、と願いつつ一路北方向へ。北600キロ弱向こうはパリ。そんな位置関係である。

　もう心臓がばくばく状態。なんだか分かりますか？これは、そうです。高速道路の料金所。。さてさてどうやったら通過できるのか。。。日本から一応フランスの料金所の情報は調べて行ったものの。。いわばぶっつけ本番。なんだあの「t」というマークは？本当にこのレーンでいいのか？　

　いよいよ自分の番、、でこれはどーすりゃいいのよおぉぉおおおおぉ、、
当然全部フランス語、、とにかくなんだかシートを取ってくれ、、的な感じがしたので（勘）、ひとまず取ってみる。。どきどき。。
　ゲートが開き、ひとまず一安心。で、出るときは？？まあそれはまたそんとき考えましょ。。

　フランスの高速道路は非常に走りやすかった。日本と違い山が少ないため、あまり大きなアップダウンはなく、ほぼ直線の平坦な丘陵地帯、田園地帯である。思わずスピードを出したくなる北海道的な道が続くが、ここは安全運転。ひとまず目的地まで約２００キロ弱の道のりを行く。ベンツのマークがちょっぴり優雅さを演出してくれる。ベンツAクラス良い走りしてます。ナビゲーションは目的地まであと2時間弱と示しています。