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 今回の旅はイギリスロンドンを経由して、フランスブルターニュへと向かいます。 今回の旅は、フランス南西部ミディピレネー地方をゆっくりとまったりと車で廻る旅。フランスの田舎街の魅力をたっぷりとご覧ください。
 旅は航空産業の街トゥールーズから始まり、ラスコーの壁画や原人の住んでいた洞窟、そして風光明媚なラ・ロックガジャック、フォアグラで有名なサルラ・ラ・カネダ、絶壁の聖地ロママドゥール、そして秘境の聖地コンクを訪ねて行きます。


 フランス南西部の空はどんよりとしていました。グレイッシュな風景が過ぎ去っていきます。小雨が降る中、トゥルーズを離れ一路北へ北へと向かう。見渡す限り大きな山もなく平坦でゆるやかな道が遥か向こうに延びていく様が幾度となく繰り返されて行きます。

1時間半を過ぎた頃でしょうか。ナビゲーションが高速を降りて下道を示してきました。日本にはないヨーロッパ特有の木々の風情のある道が現れました。幹を見る限り白樺の一種なのかと思われますが、なんという木なんでしょうか。よくヨーロッパの絵画に登場する小さくこんもりとしたかわいらしい木々です。

 季節は秋の入口。10月中旬にさしかかっていました。木々は鮮やかな黄緑色と少し黄色みを帯びた葉っぱがアクセントに、白樺のような木々の幹と絶妙にマッチした美しいトンネルです。絵はがきの中に出てくるような光景に思わず車を停めて写真を撮ります。

 遠くに見える赤い屋根の家がとってもかわいらしく、これぞフランスの田舎の醍醐味。おしゃれでかわいらしい田舎の風景です。車の通りはほぼなく、道の真ん中で撮影する事ができました。道路の舗装もしっかりとしていて綺麗で走りやすく、のんびりとドライブを楽しむには絶好の季節です。

  フランスと言えばチーズ、そう酪農大国フランスでした。
 さきほどの美しい木々のトンネルのそばには、牛達がのんびりと草を食べていました。どこを切り取っても絵になる風景がフランスの良さ。これから8日間一緒に旅をする車と記念撮影です。

 目的地まであと30分弱とせまったころ、ナビゲーション通りに走って行くと、道はこんな田舎道に入っていました。秋の気配が漂い黄金色の草木が辺り一面に広がっていきます。しっとりとしたマイナスイオンたっぷりの潤いを帯びた空気が辺りを包み、懐かしい草の匂いがしてきました。

 ふと木々の足下に目をやるとクリが落ちているのに気づきました。落ちたてなんでしょうか、まだ青々とした栗、刺もふさふさ柔らかそうに見えます。秋は確実に迫ってきています。

 田舎道を走っていくと、突如アーチ型の巨大な橋が現れました。なんだかとっても古そうな重厚感のある橋です。この橋をくぐるといよいよ目的地です。

 目的地近くの森を走っていると、こんな光景に出会いました。森のちいさなトンネルが、物語の中にでてくる光景だ。フランスの森には、アーサー王伝説に出てくるパンポンの森というのがある。妖精の住む森だ。そんな伝説が生まれいづる雰囲気を持つ森が至る所に存在する。

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