人は人生の中で、どれだけの事を知って、どれだけの事ができるでしょうか?
 あなたは図書館に行って、あの膨大な書籍の山を見た事があるでしょう。世の中には膨大な知識と、膨大な技術、膨大な情報があるのです。ある人の一生をかけて学んで、習得できる事はその中のほんの一握り、砂粒程度でしかないのです。

 知識の量は無限といってもいいでしょう。だって人ひとりが人生をかけて編み出したり、研究してきた内容でもきっと本にして数十冊でしょう。それが何十万冊とあるのです。あなたが何十万回も人生を繰り返さないとすべてを知る事はできません。

 だからほとんどの事は知らなくって当然なんです。「知らないというのはまったく恥ではないのですむしろ当り前なんです。」

 わからない事を、臆せず「わからないので教えてください」と言える人は、真の大人です。わかったふり、知ったかぶりをする人は、それ以上成長していく事ができないのです。

「わからないので、教えて頂けませんか?」この言葉は、他の人が知っている知識や知恵を吸収するチャンスを作る魔法の言葉です。

 だって、人はもともと自分の知っている知識を人に教えたがる、動物なんです。だからきっと喜んで教えてくれるでしょう。

「詳しくないので教えてください。」と素直に言える人は、自分が詳しい分野を他に持っているからこそ、 人に素直に聞けるのです。そして人から教えを請うた後は、自分の持っている専門分野の知識や知恵をその人にGIVEしてあげましょう。そうしたら、自分も教えれてうれしいし、相手も教えれてうれしいまさに、一石二鳥。シナジー効果が生まれるのです。

 特に年齢を重ねていくと、プライドやその歳でそんな事も知らないのか、、と言われるのが恥ずかしくって、人に聞けなくなって、人に助言を求められなくなっていきます。それこそ、ますます『裸の王様』状態に加速していってしまいます。

 会社勤めの方で、役職が上になればなるほど、専門的な事はわからなくなり、物事を大局的に捉えて業務に当たっていかなければならなくなります。そうなると知らない事はどんどん増えていきます。だからこそ、位が上になればなるほど素直になって人から教えを請う事ができないといけないのです。
 つまりこれは、「一生が勉強であり、学びであること」を示しています。だからどんなに歳をとっていても、知らない事があるのは当たり前なんです。

わからないことは素直に人に聞いてみましょ。
そして教えてくれた人には深く感謝しましょ。
それが大人力がある人です。


 人が後悔する瞬間とは、一体どういう時が多いでしょうか。。。圧倒的に「ああ、あの時やっておけばよかったなぁ、、、」だと思います。つまり「やらないで後悔する」場合です。

 どうせ後悔するなら、やってから後悔してみなさい!!わたしも何度も、やらずに後悔したことが山のようにあります。きっとやってみて後悔することはあまり多くないかもしれません。

 「とにかくやってみる、とにかく行動してみる」

どうせやるなら、せーいっぱい、力の限りやってみるそうしたら、もしそれが失敗だったとしても、きっと後悔よりも、やりきったという達成感の方が強く、後悔の心はかすむことでしょう。