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今回の旅はフランスブルターニュへと向かいます。 ケルト文化という独特の文化と風土を持つ不思議な土地。ブルターニュ地方の奥へ奥へと進むにつれてその色合いは独特の色合いは濃くなっていく。アーサー王伝説の残る妖精の森や、静かな佇まいを見せるビーチリゾート・キブロン、数々の画家に愛されたボン・タヴァン、謎の巨石が残るカルナック、中世の騎士の街ロクロナン、要塞の残る港町サン・マロ、そしてかの有名なMont-Saint-Michelを巡る旅。是非ケルト文化の息づかいを感じてください。


プロセリアンドの森の中に入り込んでいくと、すでに森の中は、10月中旬だというのに、早秋の装い。色鮮やかな黄色が目に飛び込んできます。

森の中は決してしーんと静まり返って、葉がはらはらと散る音さえ聞こえてくるよう。森の中をゆっくりと散歩をしにやってきた家族とすれ違いました。こんな場所が近くにあるフランス人はうらやましい。

森には至る所に池が点在していて、午後の昼下がりの強い光を反射して、まるで池面で踊るかの用にきらきらとした光の粒がまっていました

池面から吹いてくる本当に優しい風が体をふわりと包み込むそんな癒しの時間が流れて行きます。秋の準備に入った森の姿が水面に映し出されて、いつまで見ていても飽きません。

森の中は、小さな小川が無数に流れていました。その美しさといったら、、この写真を見て頂ければ説明の必要はありませんね。木々の緑色が淡く、まるでおとぎ話の中に出てくる森の情緒を漂わせています。

これがプロセリアンドの森。自然の森の醸し出す優しさと不思議な雰囲気、そして大地と土の香りを嗅いでいると、なぜだか妙に懐かしい感じがしてきます。

森の中には沢山の小道が走っていて、誰でも気軽にゆっくりと森の中を歩きながら森林浴を楽しむ事ができそうです。森の中は夏の終わりと秋の気配が混在する時期、ちょうどよい気候と気温。体に染み入る大地からの優しいパワーを感じながら、遠くに見える湖面を見つめます。

巨大なプロセリアンド(Brocéliande)の森の横にはパンポンの池があります。この池のそばには、Abbaye de Paimpont パンポン寺院が静かに佇んでいます。寺院の庭から見る湖の光景。中世の人もこうして湖のそばに立って、風を感じながら同じ光景を見ていた事でしょう。

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