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神社とはとても神聖な空間です。私たちが神社を訪れるのは、お正月の初詣、くらいが普通かな。でも機会を見つけて神社巡りをしてみるのも清々しくて気持ちがいいですよ。やはり神聖な空気とすがすがしい雰囲気に、心もちょっとほっとすると思います。
この神社は、北口本宮冨士浅間神社。富士山を霊峰都信仰する人々の間で、昔から親しまれてきた神社だ。富士山登山口の比較的近くにあり、きっと昔の人たちはここでこれから登る富士山への畏敬の念、感謝の祈りを捧げて、頂上を目指したに違いない。
苔むした灯籠と、苔むした杉並木の太い幹が、神域への参道をより一層、神秘的なものにしていた。なだらかな参道は、神聖さと厳粛さの中にも、どことなく人々を温かく優しく迎え入れるような雰囲気を併せ持つ。夜に灯籠に火が灯ったら、きっともっと幻想的な世界が広がっているのだろう。夜のお祭りの日に訪れてみたいものだ。
趣のある、長年の風雪に耐えてきた社殿の柱は、より一層風情を感じさせる重厚さを備えていた。白いと深紅の袴の巫女さんだろうか、おつとめに社殿に向かっているところだった。そのグレーシュな世界の中に、その色合いが美しく映えていた
昔から人々の厚い信仰を集めてきた神社。今も昔もそれは変わらない。何百年たとうとも、日本人のDNAに刻まれた神様を崇拝する心は失われていない。20代の人たちだろうか。赤ちゃんを連れて、お参りをする姿を神様は温かく迎えてくれることだろう。
本殿の周りは、大抵ぐるりと一周することができることができ、摂社と呼ばれる、本社と縁とゆかりのある神様がかわいらしい小さな社殿に祀られてる場合が多い。それらを拝殿して回るのも、神社を堪能する一つの楽しみ方だ。摂社へ向かう参道。その雰囲気はとても趣のある素敵な参道だった。
杉の大木に囲まれた参道は薄暗いが、それを抜けた後の社殿は太陽の光に包まれて輝いて見える。これも神社の1つの演出の一つではないだろうか。
北口本宮冨士浅間神社のパワースポットの1つ、大杉だ。見るからに巨大な神木はその圧倒的な存在感で参拝に来た人々を圧倒する。記録には樹齢〜年ほどとある。何百年と神社を訪れる人々を静かに見守ってきたに違いない。
神木である大杉の根のあまりの巨大さに驚かされる。今でもしっかりと大地に根を下ろし、赤ちゃんからお年寄りまで、そしてその人々の人生の初めから終わりまで、しっかりと見届けてきた大杉は、いろいろな人たちの人生の節目節目のお祝い事で写真に収まったことだろう。
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