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Photoshop School No2


様々な分野で使用されているプロフェッショナル向け
グラフィックソフト

Photoshopは主のどのような人が使っているのでしょうか。何せ10万以上もするソフトです。おいそれとはいきません。ですが、間違いなくphotoshopは、業界ナンバーワンの定番グラフィックソフトと言えるでしょう。
 右の画像で言えば、雑誌のページを構成する画像やデザインはphotoshopを使って作る事もできます。文字や図形の制作はillustratorに譲るとしても、主に写真の加工やロゴデザイン、画像を組み合わせるものには絶大な力を発揮します。

 実際、雑誌や本など複数ページを構成するものは「Adobe Indesign」、ペラ1枚の広告やポスターなどのデザインには「Adobe illustrator」が使われます。がその両方のソフトウェアで扱う画像や写真の調整や加工、合成などはphotoshopは他の追随を許さないといってもよいでしょう。

Photoshopでイラストを描いてみる 下の写真はPhotoshopを使用して作成したイラストレーションです。こうしたデジタルなソフトウェアを使用してアナログチックなイラストも描く事ができるのです。photoshopには非常にバラエティにとんだブラシ野セットが用意されており、それを使用し、また複数のレイヤー(後に説明します)を使って、アナログならば難しい書き直しや位置の移動、半透明などもいとも簡単に表現できるのです。デジタルだからこそ、その特性を活かしてアナログを表現する面白さがあります。

Photoshopで写真とイラストをうまく合成していく   成については、photoshopが最も得意とする分野です。下の画像は、手書きのイラストと、実写の写真を組み合わせた例です。写真がどの部分に使われているかわかりますか? 紅葉の葉っぱ、魚、そして、なんと上下の線路も写真を使用しています。手書きだけではなかなか時間がかかる部分を写真をうまく使い、イラストにとけ込ませて描いていく。アーティストとしては無限の可能性を秘めたツールなのかもしれませんね。



Photoshopで写真の補正を行う   タッチという作業があります。合成に続いて、レタッチと言えば、Photoshopと言われるほど。下の写真は、イタリア ミラノの大聖堂です。ちょうど夕日を浴びてほんのり大聖堂の壁面がピンク色になっていました(下の画像)。繊細な写真の雰囲気を表現したければこの下の画像でよいでしょう。ですが、逆にドラマチックな演出には向いていません。そこでphotoshopの登場です。

 写真をレタッチする事により、「コントラスト」と「色彩」を高くするだけで、上の画像のような雰囲気を作り出す事ができるのです。たかだか1分でこのような雰囲気に仕上げる事ができる。それも微調整をしながら、さらにさらに内容によってはレタッチした内容を簡単にもとに戻す事ができる、などなど他のソフトでは、真似できない高機能な内容が盛りだくさん。これがphotoshopのすごさなのです。


写真の合成から、雑誌ページ作り、ポスター作りまでなんでも このように、photoshopというソフトは、工夫次第で何でもできる魔法のソフトウェアです。下の画像をみてください。こちらはphotoshipを使って、雑誌の1ページを作成してみました。もちろん複数ページになった場合には、ページの管理などもあるため、Adobe Indesign がよいでしょう。でもこのように2〜3枚のページであれば、photoshopでも作る事が可能です。

 この画像を良く見てください。この画像はいくつもの画像や文字、図形の要素が集まって構成されています。これらは実は別々の「レイヤー」と呼ばれるもので管理されています。レイヤーとは、日本語でいうと、「階層」つまり、画像の層、文字の層、図形の層などなど、各要素を階層にわけることで、その層の「順番を入れ替えたり」「扶養ならある層だけ捨てたり」「逆にあとから層を追加したり」「文字のレイアウトや図形のレイアウトを変更したり」と、自由度高く、編集する事ができるのです。

 思い出してみてください。アナログでこのような事をしようとしたら、画像は所詮1枚で構成されており、位置や文字の内容、画像を置き換えるなど、ほぼ出来なかったことでしょう。

 これがデジタルグラフィックツールであるphotoshopを使うメリットと言えるでしょう。
レイヤーについてはのちのち、このphotoshop schoolでご紹介して行く予定です。では早速次回からphotoshopを使ってみましょう。