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No.6

この写真ページはブルターニュ地方、Mid-Preyneeseのフォトを紹介していきます。偶然であった人々と のふれあいやコミュニケーションを通して、旅の醍醐味を味わって行きただ来ます。

レイライン、光の軌跡が力強い。朝6時、張り詰めた空気の中を、強烈に割ってはいる黄金の光。朝の始まりはすべての生命にとって、待ちわびたとき。立体的な空が迫ってくるように動いていく。雲の芸術が大空に描かれていく。

ほのぐらい空が、夜に向かって変わっていく。街灯の明かりが妙にあたたかく、アナログチックにやさしい光だ。遠くの空がオレンジ色かくすんだブルーへと変遷していく。

 トワイライトの美しさは格別なものがある。微妙なグラデーション、繊細な色合い。そしてアナログな明かりは、とても温かくやさしい。溶け込むような絵のような一枚。

分厚く立ち込める雲の合間を貫いて、強烈な閃光が姿を現した。鉄塔のシルエットが美しい、そしていつも無機質な左右に伸びる鉄線も美しい。

うすピンクの空、小さなうろこ雲が、風に吹かれて去っていく。何気ない日常の風景。何気ない空。そらだけが何百年、何千年と変わらない風景だ。>

枯れ木の林はさびしいものだ。だが沈みゆく夕日の作り出す風景はなぜか温かく、地平線に消えゆく太陽は小さいけれど力強い。うっすら茜色に染まる空と木々、いつみても癒される光景ではないか。

 刻々と変化を続ける空は、まるで生き物のように、うごめく雲、輝く光跡、空全体が幻想的で、甘美な時間を作り出している。ふわふわとした顔を見せたと思ったら、重苦しい重厚な空に変わる。1つとして同じものはない。だからきちんと目に焼き付けておこう。

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