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No.5

この写真ページはブルターニュ地方、Mid-Preyneeseのフォトを紹介していきます。偶然であった人々と のふれあいやコミュニケーションを通して、旅の醍醐味を味わって行きただ来ます。

 柔らかな陽光、木漏れ日が心地よい。透けた葉が透明感があってとても綺麗だ。ここはパワースポットで有名な富士山本宮浅間大社の境内だ。微風にゆらゆらと揺れる光が本当にやさしい。

 秋口の富士山は、透明感があって美しい。山中湖畔に打ち寄せる波はとても静かで穏やかだ。打ち寄せる波の音があまりに静かで優しく、秋の空にその音だけが響き渡って行く光景はあまりに美しく心にしみるものだった。

 あまりの巨大な霊峰に、写真をみたとき唖然とした。富士山って遠くから見る事が多いので、気づかなかったが、やっぱり日本一の山だ。下に広がるススキの草原だろうか、草原や建物の大きさと山を見比べてほしい。すごいスケールだ。

 神社の境内には苔むした木々がとても似合う。またうっとそうとした森の中にある事が多いので、こうした木々の木漏れ日がまた似合う。パワースポットで有名な北口浅間神社の境内にて、至極の光を味わう。

 秋とススキと富士山、として秋晴れの空。日本画の中に登場しそうな場面だ。近くでは水鳥達がふさふさの毛をまとい悠然と湖面を滑っていく。

 不二山。他に比べようがない唯一無二の高峰という意味がこめられた、富士山の古い呼び名だ。いかに古代から人々が富士山を霊峰として、唯一の霊山として崇めて北かが名前からも伺える。

 太陽の光がうす雲に反射して、空全体が光に包まれているかのように見える。青く空気の澄み切った空と富士山、そして静かな水をたたえる湖畔は、何百年も昔から人々に愛されて来たに違いない。

ススキと富士山、和歌でも読んでみたくなる光景。
すっと伸びる穂は、冬を越え、来たるべき春へ向かって伸びて行く生命の象徴。そして森羅万象変わる事のない富士山の姿を見て、一句。
『穂姿や、不二と等しく泰然と、ありのままの美しさかな』

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